岩手・大船渡市の大規模な山林火災の焼失面積は3日午前0時現在も拡大しており、水産業にも影響が出ています。

2月26日に発生した大規模な山林火災について、大船渡市は焼失面積が約1800ヘクタールに達したと発表しました。

2日も自衛隊のヘリなどによる空からの消火活動が続けられましたが、延焼は拡大。海からは山林がほぼ煙に包まれている様子が確認できました。
地元の漁師は、「ここまでなったら手を付けられない。人の手ではどうにもならない」と話していました。
また、火災で漁業施設にも被害が出ています。

地元の漁協によると、定置網の保管倉庫が焼け、今シーズンの漁が難しくなったということです。

火は3日午前0時現在も越喜来地区などに広がっており、岩手県沿岸部では3日も乾燥した状態が続く見込みで、火災が拡大する恐れがあります。
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