各地で相次ぐ道路の陥没。

2月26日、札幌市清田区で道路に穴が開いているのが見つかった。

原因は分かっていない。

相次ぐ道路の陥没―

午前9時ごろ、札幌市清田区真栄3条2丁目の道道で「道路の真ん中に穴が開いている」と市民から通報があった。

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区役所によると、穴の幅は最大で約80センチ、深さが約2メートル。

北に向かう2車線の道路の中央付近で発見された。

「タイヤが入っちゃうんじゃないかと不安。(よく使う)バス路線なのでちょっと怖い」(近くに住む人)

道路陥没によるケガ人はいない。

午後5時現在、この2車線が通行止めになっており、復旧作業が進められている。

2024年4月にも同じ道路に穴が

この道路では2024年秋まで水道管を新設する工事が行われていたが、事故との関連は分かっていない。

「ほかの場所でも陥没を見たことがあったので、大丈夫かなと不安」(近くに住む人)

この道路では2024年4月にも穴が開いているのが見つかっている。

このときも穴の深さは2メートルだった。

2月26日に見つかった陥没現場とともに、2つの場所には厚別川が沿うように流れている。

関連はあるのだろうか。

地下に地下河川が?

「(地下)2メートルくらいのところに『水みち』があるのかもしれない。昔の『水みち』が復活して、地下に空洞をつくる地下河川ができているのかもしれない」(室蘭工業大学 木幡 行宏 教授)

各地で相次ぐ道路の陥没。

下水道管の腐食が原因で起きた埼玉県八潮市の事故は、まもなく1か月が経つが、いまだにトラック運転手の男性の安否は分かっていない。

埼玉県では2月24日、所沢市でも下水道管が破裂した。

老朽化が原因とみられている。

札幌市では赤れんが庁舎近くでも道路陥没が

札幌市では2024年7月にも赤れんが庁舎の近くで道路が陥没した。

ガス管の工事中の事故だった。

26日に見つかった清田区の道路の陥没。

札幌市が原因を調査している。

北海道文化放送
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