アメリカ海軍の艦船が26日、石垣港に入港し港湾労働者で組織する労働組合は組合員の自宅待機を検討していることがわかりました。

26日、午前10時ごろアメリカ海軍の輸送揚陸艦「サンディエゴ」が石垣港に入港しクルーズ船バースに接岸しました。

沖縄県や石垣市などによりますと、補給や乗組員の休養のため石垣島に寄港するとアメリカ軍から説明があったということです。

これについて港湾労働者で組織する全港湾沖縄地方本部は「労働者が安心して働ける環境にない」として午後から組合員の自宅待機を検討しています。

全港湾は2024年3月にアメリカ軍の艦船が石垣港に寄港した際にストライキを実施しました。

県は緊急時を除き、民間港の使用を控えるよう日本政府やアメリカ軍に要請していますが、中谷防衛大臣は25日の会見で「関係機関の調整がなされている」として寄港に問題はないとの認識を示しました。

沖縄テレビ
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