80年前の沖縄戦で最後の激戦地となった糸満市摩文仁での戦闘やこれまでの歩みをたどる企画展が糸満市の平和祈念資料館で開かれています。
企画展「摩文仁が語る沖縄戦」は沖縄戦で最後の激戦地となった摩文仁地域に焦点を当て、戦争の実相を示す資料や証言が紹介されています。
沖縄県平和祈念資料館 平田守 学芸員:
”沖縄戦終焉の地””沖縄戦の最後の激戦地”と呼ばれているんですが、実際にはあまり具体的に摩文仁で何があったのかというのは知られていない
激戦により甚大な犠牲が生まれただけでなく、沖縄戦を指揮した牛島司令官などが自決し日本軍の組織的戦闘に終止符が打たれた摩文仁では戦後、多くの慰霊碑や平和祈念公園が整備されました。
沖縄県平和祈念資料館 平田守 学芸員:
80年前に起こった沖縄戦のことだけではなく、戦後の沖縄のあゆみというのも反映している
企画展「摩文仁が語る沖縄戦」は5月18日まで開かれています。