台湾有事を念頭に、福岡県は宮古島市と石垣市からおよそ47000人の避難者を受け入れる計画案の概要をまとめました。
台湾有事を念頭に武力攻撃が予測される事態に備え国は先島諸島からおよそ12万人を九州と山口各県に避難させる計画の策定を進めています。
このうち福岡県は17日避難者を受け入れる初期段階の計画案の概要をまとめ、この中では福岡市と北九州市、久留米市など7つの市で宮古島市と石垣市からおよそ47000人を受け入れる想定です。
初期段階はホテルや旅館など宿泊施設での受け入れを基本とし避難が長期化すれば避難者は公営住宅などに移り、就職先の斡旋などを支援します。
国はこうした計画案をもとに九州・山口の初期的な計画を取りまとめ3月に公表する予定です。