島嶼防衛を想定した日米の共同実働訓練アイアン・フィストが沖縄県内で始まりました。訓練は過去最大の4000人規模で行われます。

19日うるま市や金武町にまたがるキャンプハンセンには、陸上自衛隊の水陸機動団とアメリカ海兵隊の第31海兵機動展開隊などおよそ250人が参加しアイアン・フィスト25の開始式が行われました。

アイアン・フィストは、南西地域の離島防衛を想定した日米共同訓練で、国内では3年連続の実施となります。

陸上自衛隊水陸機動団 長北島一陸 将補:
現在我が国を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく、国際秩序は深刻な挑戦を受けている。いままさに我々には日米共同の抑止力、対処力を強化する事が求められている。とりわけ島嶼の防衛力の強化は喫緊の課題である

訓練は沖縄を始め鹿児島や長崎、それに熊本で、3月7日まで実施され、日米あわせておよそ4000人が参加する過去最大の規模となります。

沖縄テレビ
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