2025年に沖縄県内で確認されたSNSを使った投資詐欺や架空請求詐欺などの被害はこの2カ月足らずで少なくとも50件以上、被害総額は2億円を超えたとみられます。
18日はSNS型投資詐欺で2500万円をだまし取られる被害が発覚し警察は2024年を上回るペースで発生していることから警戒感を強めています。
2024年11月、沖縄市の50代の男性が優良株に関するネット広告を通じて株や投資に関するLINEのグループチャットに招待されました。
「優良株なので買った方が良い」などと投資家や講師を名乗る人物から株取引についてやり取りする中で男性は実在する証券会社の偽のサイトに誘導され、16回に渡っておよそ2500万円を入金したということです。
偽サイトでは利益が出ているかのように見せかけていて、男性が金を引き出そうとしたところ「手数料が必要」「利益の10%を支払う必要がある」などと説明されたため不審に思い親族に相談したことで被害に気付いたということです。
沖縄テレビの調べでは、県内で確認されているSNS型投資詐欺や架空請求などの特殊詐欺の被害は2025年2カ月足らずで少なくとも50件以上、総額2億円を超えたとみられ2024年を上回るペースで推移しています。
警察はSNSで知り合った人物から投資話や儲け話が出た場合は必ず詐欺を疑い、不審な点があれば周囲に相談するよう強く呼びかけています。