野菜の高値が続き、頭が痛いところだ。
今後の値動きはどうなるのか。
最新の状況を札幌市豊平区のスーパー「キテネ食品館 月寒店」で取材した。
野菜の価格高騰に悲鳴 このあと値動きはどうなる?
「北海道産の雪の下キャベツ。1玉378円でずっしりと重たく、大きさもかなりあります。一時期よりも値段が落ち着いたという印象です」(狐野彩人アナウンサー)

「一時よりはだいぶ落ち着いたかなという値段になっています。雪の下ダイコンや雪の下キャベツなど、秋に収穫した野菜を雪の季節に低温貯蔵することで甘味が増すとされ、最近人気になっている野菜のひとつです」(キテネ食品館・中塚誠さん)

北海道産以外の春キャベツの値段はどうか。
「2月前半の寒波や雪の影響があり、来週以降は値段が上がるのでは」(中塚さん)
今お買い得な野菜は?
今の時期、買い求めやすい手ごろな野菜はどんなものなのか?
「サツマイモです。4本入って300円台です。去年のこの時期と比べても同じなので、野菜が高いと言われている中では買いやすい価格です。そして、タマネギも小ぶりなものが6玉入って149円。価格が去年並みで推移していて、非常に買いやすい野菜のひとつです」(中塚さん)

コメの値段は、政府の備蓄米放出で安くなるのだろうか。

「『ななつぼし』の5キロ入りが3326円。放出される備蓄米の産地や銘柄がポイントになります。北海道に入ってくる放出米が、例えばもともと高い相場のコメであれば安くは感じません」(中塚さん)

「『ななつぼし』が放出米として入ってきた場合、もともとの量が増えるので価格が安くなる可能性があります。どのコメが北海道に入ってくるかがポイントですが、これが不透明な部分でもあり非常にもどかしいですね」(中塚さん)