大阪市の飲食店で1月27日、店前に置かれた荷物が男に持ち去られ、高級ウイスキー約170万円相当が盗まれた。年間の製造数が限られる希少品も被害に遭ったという。また、何故かこの日は連絡もなしに、勝手に置き配にされていたという。

置き配から消えた“高級ウイスキー”

大阪市内の飲食店で1月27日午後4時過ぎ、カメラが捉えたのは、店の前に置かれた荷物を持ち去る置き配ドロボーの姿だ。

ダンボールを物色する人物(提供:時に和食 ゆきや)
ダンボールを物色する人物(提供:時に和食 ゆきや)
この記事の画像(12枚)

バッグを持って現れた1人の人物が置かれていたダンボールの前で立ち止まると、片手で中身を物色した。一つ一つ手に取り、中にあるものをチェックすると、確認を終えた次の瞬間、ダンボールごと大事そうに抱え、持ち去っていった。

(時に和食ゆきや)
(時に和食ゆきや)

店主に何を盗んでいったのかを尋ねると「ジャパニーズウイスキーですね。(被害額は)時価総額でいうと、170万円くらいです」と被害状況を語った。

店で提供するはずだった高級ウイスキー7本、約170万円分の酒を盗み取っていったのだ。中には年間の製造本数が限られている、年に1度入荷するかどうかの貴重なウイスキーもあったという。

“狙っての犯行か”…置き配窃盗犯の特徴

店主は、「何か目的がないとここは絶対通らないので、確実に狙ってやったんじゃないか。入荷情報も誰にも言ってなかったので、どこから嗅ぎつけてきたのか」と憤りを露わにした。

ダンボールごと大事そうに抱えて持ち去る人物(提供:時に和食 ゆきや)
ダンボールごと大事そうに抱えて持ち去る人物(提供:時に和食 ゆきや)

店主によると、何故かこの日は連絡もなしに勝手に置き配にされていたという。

店主は、「生活とかに困ってたのか…。ちゃんと働けよと思いますけどね」と訴えた。店主は、警察に被害届を提出している。
(「イット!」2月18日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)