一票の格差を是正しないまま行われた2024年10月の衆議院選挙は憲法に違反すると訴えた裁判で、福岡高等裁判所那覇支部は18日「憲法に違反するものとはいえない」と訴えを棄却しました。
裁判は2024年10月の衆院選で選挙区によって1票の価値の格差が2倍を超えるのは憲法に違反するとして弁護士グループが提訴したものです。
18日の判決で福岡高裁那覇支部の三浦隆志裁判長は「憲法に違反するものとはいえない」として選挙の無効の訴えを退けました。
2024年10月の衆院選を巡る高裁判決で今回を含めた7件全てが合憲と判断されていて弁護士グループは最高裁に上告する方針です。