今年ハワイに派遣された郷土芸能に励む高校生たちが現地での交流などについて報告しました。
3年目となる事業では琉球舞踊や地謡などに励む沖縄県内の高校生16人が、1月から2月にかけて11日間の日程でハワイに派遣され現地の芸能や文化に触れました。
報告会では観光客に伝統芸能に触れてもらうための方法など沖縄とハワイを比較しショッピングセンターのステージの活用や衣装の着付け体験、SNSでの発信などが提案されました。
普天間高校 比嘉一歌さん:
ハワイの人たちは自身の文化にとても自信があると感じたので、私はこれからも自信と誇りをもって舞踊を担っていきたいと思いました
読谷高校 新城あかりさん:
私は三線を学んでいるのでより深く歌詞の意味を学び、歌い継げるように頑張っていきたいと思います
報告を受けた演出家の平田大一さんは「他の文化を学ぶことで、自らの文化を知るヒントに繋げたことは大きな成果」と述べ、「多くの学びを共有して次につなげてほしい」と激励しました。
報告会ではハワイで上演した演目も披露され、研修を通して成長した姿を見せていました。