琉球王朝時代に沖縄に立ち寄り病死したフランス人が葬られた墓で追悼式が行われました。

名護市の屋我地島(やがじしま)にあるウランダー墓は琉球王朝時代の1846年、フランスの艦隊が交易のために本島北部を訪れた際に乗組員2人が病死したため当時の住民が墓を構え手厚く葬ったと言われています。

追悼式には訓練で沖縄を訪れているフランス軍の兵士や名護市の関係者が参列しました。

当時の沖縄では全ての外国人をウランダーと呼んでいた事から墓はいまも「ウランダー墓」と呼ばれ地元の人達により守られてきました。

フランス海軍のベネディクト・ル・レイ中佐は「長年にわたり2人を弔っていただいている地元の人々に感謝しています」と述べました。

沖縄テレビ
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