結核予防会の総裁を務める秋篠宮妃紀子さまは、2月5日、岩手県盛岡市で開かれた「結核予防全国大会」の式典に出席されました。

第76回 結核予防全国大会
第76回 結核予防全国大会
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紀子さまは「世界の人々が結核を患い、苦しむことのないように、私たちを含め世界の結核対策の関係者が今後も経験を共有し力を合わせていくことが重要です」と挨拶されました。

式典では結核予防に功績のあった保健師と医師が表彰され、紀子さまから賞状が手渡されました。

式典に先立ち、医療機器メーカーなど15社が研究開発を行っている拠点を視察された紀子さま。片手がまひした患者を支援する最新のリハビリロボットをご覧になりました。

装置の中のロボットハンドに両手を入れ、正常な方の手を動かすと、まひしている方のロボットハンドが同じ動きを再現し、指の動きを補助します。

リハビリ機器のロボットハンド
リハビリ機器のロボットハンド

モニターにゲームの映像を映すことで楽しみながらリハビリに取り組めるという説明に、紀子さまは「続けていきたいという気持ちを高めてくれる」と笑顔で話されました。

モニターに映し出されたゲーム映像
モニターに映し出されたゲーム映像

紀子さまも物をつかむゲームを体験されました。

「手と目とかいろんなところを働かせるような感じでしょうか」と感想を述べ、「多くの患者さんの助けになればよいですね」と期待を寄せられていました。
(「皇室ご一家」2月16日放送)