琉球漆器の技術継承を目指す事業で若手の職人が手掛けた作品の販売会が開かれました。
販売会は琉球銀行が伝統文化の継承などを目的に実施している支援事業の一環で開催されたものです。
会場には夜光貝などの貝殻を使い「螺鈿(らでん)」と呼ばれる技法で若手職人が製作したアクセサリーや小物入れなどが並びました。
島袋香子さん:
貝の特徴を捉えて工程の中で切ったり貼ったりするのが結構難しくて、それを現代の商品に活かすということがテーマだったかなと思っています
嘉数翔さん:
器もそうですしアクセサリーも含めて色んなバリエーションでフットワーク軽くあまり固くならずに活動できる作家・研究者でいたいと思います
事業では若手職人たちが琉球王朝時代の漆器の復刻にも挑戦していて3月の沖展で展示される予定です。