韓国で男がバットを振り回し、車を叩いたり看板を破壊するなど無差別に暴れ、通行人が逃げ惑う事件が発生。駆けつけた警察官にも抵抗していたが、テーザー銃を受けて腰を反らせ降参。5人がかりで取り押さえられた。地元メディアによると、男は事業がうまくいかず、怒りに任せて暴れたという。
バット振り回す男…通行人恐怖の瞬間
韓国で撮影されたのは、通りすがりの人にバットを振り上げる男に、街がパニックに陥る瞬間だ。

“バット男”は車をバンバンバン!と叩きつけ、大暴れ。無差別の攻撃に、人々は慌てて逃げていた。さらにバット男は店の立て看板も破壊するなど、見境なしの様子だ。
街の人のSOSに駆けつけた警察は男をすぐに発見した。

すると男は逃げるどころか食ってかかり、警察官に向けてバットを振り上げ、「何見とんじゃ!コラ!!」「消えろ!!」と脅した。予告ホームランのようにバットを警察官に向け、全く引く気配がなかった。
そして、男は“バッターボックスは歩道だ”と言わんばかりに移動。
“バット男”テーザー銃に降参…5人がかりで確保
警察官は電気で痺れさせるテーザー銃を構え、男にバットを下ろすよう説得する。男の持つバットをよく見ると、暴れ回ったせいか曲がっている。
睨み合いが続く中、応援の警察官が続々と駆けつける。徐々に狭まる包囲網で、男は警察官の1人に気を取られていた。

その時、警察官の1人がテーザー銃を発射した。男は直撃を受けて腰を大きく反らせると、両手を挙げてあっさり降参。バットも地面に捨てていた。
警察官たちは一斉に取り押さえにかかり、5人がかりで男を確保した。

なぜ男はバットを持って大暴れしたのか。
地元メディアは男の動機について、事業が上手くいかず、怒りに任せて暴れたと報じている。
また、男は草野球が趣味で、当日の朝まで酒を飲んでいたという。
(「イット!」 2月14日放送より)
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