和歌山県のアドベンチャーワールドに来日し、その後、中国に返還されたジャイアントパンダの「永明(えいめい)」が死んだ。
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中国・成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地によると、ジャイアントパンダの永明は、2025年1月25日に死んだということだ。
死ぬ直前は、食事の摂取量が減って、長時間じっと横たわるなどの症状を示していたという。

永明は、1992年9月に中国の北京動物園で誕生し、1994年9月に和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドにやってきた。
2001年に長男「雄浜(ゆうひん)」が誕生すると、その後も次々と子宝に恵まれ、16頭の父親に。
全ての子どもの名前に「浜」がつくことから、ファンの間では「浜家(はまけ)」と呼ばれるようになった。
■2023年中国へ旅立った「永明」
2023年、繁殖研究のため中国に返還された永明。

2025年1月25日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地内で死んだということだ。

永明は32歳で、人間でいうと100歳を超えていたという。
和歌山県のアドベンチャーワールドは、現在、詳細を確認しているということだ。
(関西テレビ「newsランナー」2025年2月14日)