次こそ宇宙へ。カイロスの挑戦を支える舞台裏。

和歌山県串本町の民間ロケット発射場が初めて一般向けに公開され、2月12日、見学ツアーが開催された。
■国内初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」が見学できるバスツアー

バスアナウンス:ロケット組み立て棟が見えてきています。
午後に、串本町で行われたバスツアー。
行先は、普段、立ち入ることのできない、国内初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」だ。
■ロケットの打ち上げは…5秒後に爆発、途中で中断

去年、小型ロケット「カイロス」が打ち上げられたが…。
初回の3月には、発射からおよそ5秒後に爆発。
再挑戦となった12月の打ち上げも途中で飛行が中断された。
■120人が参加 「めっちゃよかった」

カイロスの挑戦を支える舞台となった発射場は、本来は非公開だが、特別ツアーで一般公開することに。
12日は県内外から120人が参加し、間近で整備棟やロケットの炎が排出されるトンネルを見学した。
参加者:めっちゃよかったね~。(Q.どういうところが一番よかった?)あそこのところ(整備棟)がみれるのがよかった。
■ことし4月にオープン予定の施設も見学

また、ことし4月にオープンする予定の宇宙やロケットについて学べる施設も一足早く公開。
パズル形式でロケットの構造を学ぶ体験などを楽しんだ。
カイロスの次の打ち上げ予定は未定だが、スペースワンは2030年代までに、年間30機の打ち上げを目指している。
(関西テレビ「newsランナー」2025年2月12日放送)