2025年の箱根駅伝を制し、大会2連覇を成し遂げた青山学院大学の選手たちが今、大分県大分市で合宿を行っていて、11日は小学生から高校生までを対象とした陸上教室を開いた。

「青トレ」陸上教室に約280人が参加

大分市で開催した陸上教室
大分市で開催した陸上教室
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箱根駅伝2連覇中の青山学院大学。大会後には毎年、大分市で強化合宿を行っていて、2025年も2月7日から大分スポーツ公園で練習に励んでいる。

合宿に訪れた選手たちが陸上教室を開くのが恒例で、11日は県内の小学生から高校生まで約280人が参加した。

選手たちは強さの秘訣であるトレーニング「青トレ」を伝授。参加者たちと肩や股関節のストレッチや走る前のウォーミングアップなどを一緒に行った。

参加した高校生は「初めてやったトレーニングがたくさんあった」「きょうやった練習をこれからの練習にいかしていければいい」などと感想を述べた。

参加者
参加者

また選手たちからは「参加者は去年の倍と聞いている。うれしい」「少しでも陸上競技を好きになってくれる子が増えたらいい」といった喜ぶ声が聞かれた。

主将「目指すところは箱根3連覇」

黒田新主将
黒田新主将

そして新主将となった黒田朝日選手は「僕らの頑張りが大分の子たちの陸上だったりスポーツを頑張れる要因になっていったらいいなと思います」と語った。さらに今シーズンの目標を聞かれると「チームとして目指すところは3連覇なので、しっかり1年間チーム全体で力をつけていきたい」と意気込みを述べた。
この日は選手たちは11日サインにも応じ、子供たちの行列ができていた。

また、選手たちは14日、県庁を訪れ佐藤知事に、合宿が順調に進んでいることを報告したほか、今シーズンの活躍を誓った。

大分県庁
大分県庁

これに対し、佐藤知事は「地元のチームのように応援している。 箱根駅伝3連覇を目指して頑張ってほしい」と激励、おおいた和牛やかぼすブリなどの県産品を贈った。

青山学院大学の合宿は2月18日まで大分スポーツ公園で行われる。

(テレビ大分)

テレビ大分
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