インド・ベンガルールで9日、世界的アーティストのエド・シーランが路上ライブを行う様子がカメラに捉えられた。スター登場に現場は大盛り上がりだったが、その後、近づいてきた警察官がマイクのプラグを引き抜いた。現地メディアによると、エド・シーランは無許可で路上ライブを開催していたという。エド・シーランはその後、SNSで“許可を得ていた”と投稿している。
大盛り上がり!エド・シーランが路上ライブ
インド・ベンガルールの路上で9日午前に撮影されたのは、ギターを持ち歌う男性の姿だ。

その正体は、“世界で最も楽曲が売れたアーティスト”にも選ばれたことがある、イギリスの大人気ミュージシャン、エド・シーランだった。
歌っていたのは、世界中で大ヒットを記録した「Shape of You(シェイプ・オブ・ユー)」だ。

予告なしの路上ライブにも関わらず、本物のエド・シーランが現れた会場は大盛り上がり。
当時、たまたま現場に居合わせたという日本人男性は、「シェイプ・オブ・ユーをエド・シーランと一緒に歌ってビックリした気持ちと、こんなに近くでエド・シーランの歌が聴けてすごくうれしい気持ち」と話している。
強制終了…まさかの無許可?認識異なる両者
しかし、盛り上がりを見せる中、険しい表情で近づいてきたのは警察官だ。
近くにいた男性に話しかけると、次の瞬間。

なんと、警察官はマイクのプラグを引き抜いてしまう。エド・シーランも事態が飲み込めず、笑いながらも困惑した表情だ。
一体、何が起こっていたのか。
現地メディアによると、エド・シーランは“無許可”で路上ライブを開催していたといい、警察官が止めに入るも歌い続けたため、プラグを抜いたという。

一方、エド・シーランはその後、自身のインスタグラムで、「僕たちは路上ライブをする許可を得ていた」と投稿し、“許可を得ていた”と言い切ったのだ。
トラブルの原因はわかっていないが、ライブを見ていた撮影者は、「ちょっと残念な気持ちはありますけど、ちょっとだけでも見られたので、それはそれで良かった」と語っている。
(「イット!」 2月11日放送より)