警察は熊本県北部に住む高齢男性が現金約7300万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。手口は自宅の敷地に現金を置かせ、それを実行役が持ち去っていた。

高齢男性が現金約7300万円をだまし取られる

警察によると、2024年10月に熊本県北部に住む70代の男性に、通信事業者のコールセンター職員を名乗る人物から「携帯電話を解約する」と連絡があった。

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その後、警視庁の警察官を名乗る人物から「あなたの口座が犯罪に使われている」と電話があり、さらに、検察庁の職員を名乗る人物からは「預金が犯人に狙われている。紙幣番号の調査をしないといけない」などと言われたという。

男性は指示通り、自宅の敷地に現金を置き、それらを実行役が回収。2024年12月中旬までの間に、現金計約7300万円をだまし取られた。

男性は「紙幣番号の調査結果を送る」と言われていましたが、期日の1月10日までに届かなかったことから警察に相談したという。

熊本県内では2024年1年間で113件、約4億5000万円の「電話で『お金』詐欺」の被害が確認されている。

(テレビ熊本)

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