世界各国で人を悩ませる“困った鳥”が相次いで現れている。
ニュージーランドでは、害鳥として知られるムクドリが、監視カメラやほかの鳥類へちょっかいを出し問題となっている。
またブラジルでは、20cmものコップを飲み込んだサギに研究者が対応に追われている。
【ニュージーランド】害鳥ムクドリ
ニュージーランドの道路を映していた監視カメラが撮影したのは、カメラをのぞく黒い鳥。
その正体はムクドリだ。

歌っているのか、それとも怒っているのか。
必死に口をパクパクさせている。
ムクドリは、日本でもその鳴き声やフン害などがたびたび取り上げられるが、ニュージーランドでも害鳥とされているという。
その理由について、現地当局は「ムクドリはほかの鳥に対して攻撃的で、巣を破壊したりする困ったちゃんなんです」と説明する。
ほかの鳥類への害が大きいのだという。
【ブラジル】コップ丸のみしたサギ
また、鳥をめぐるトラブルは別の国でも発生している。

ブラジル南東部で撮影されたのは、大きな羽と長い首が特徴のサギだ。
しかし、よく見るとサギの体に違和感があった。
現地の研究者は、サギの体にあったものについて、「プラスチックのコップです。サギののどの中に、こんなに大きなプラスチックの固まりを見たのは初めてです」と語る。

なんとサギは、大きさが20cmもあるプラスチックのコップをのみ込んでいたのだ。
今後、サギを捕獲したうえで手術を行い、カップを取り除く予定だという。
(「イット!」 12月11日放送より)
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