悠仁さま今後どんな学生生活を送られるのか、フジテレビ宮内庁担当の宮崎千歳キャップに話を聞きます。
――様々な大学が取り沙汰されていましたが、筑波大学でしたね
そうですね。週刊誌などで東大を目指しているなどという報道もかなり多くて、SNSでもかなり多くの情報がありました。ご本人もそして恐らくご両親もそこはすごく心を痛められていたと思います。宮内庁の側近のトップが苦言を呈したこともありました。
そんな中で、進路を選ぶに当たってはかなり早い段階から秋篠宮さまが、とにかく本人が学びたいことを学べる環境をと、意志を尊重する姿勢を示していましたので、様々な報道があったなかでもブレずに、何を学びたいかということに目を向けて、生き物を取り巻く環境全般の「自然誌」という分野を学べる大学ということで、筑波大学を選ばれたといことです。
――現在悠仁さまは筑波大学付属高校の3年生ですが、推薦入試になる?
そうですね。学校推薦型選抜という制度がありまして、学校を通じて応募して先月2日間筑波大学のキャンパスで小論文と面接の試験を受けられました。
それできょう合格が分かったわけですが、悠仁さまの高校は筑波大附属ではありますが提携の推薦制度はありませんので、いわゆるエスカレーターで推薦というわけではないということです。
――来年からは通われるのか一人暮らしか?
遠いしキャンパスも広大で徒歩での移動はとても出来ないと言う中で、近くに住む学生さんが多いんですけど、昨今の警備情勢を考えると、近くでお一人で住むとなると、それなりにセキュリティーというハードルがあると思います。
一方でお住まいから通う場合には、姉の佳子さまも車でしたし、恐らく車通学になるんですけど、交通渋滞ですとか、往復に毎回かなりの時間を通学に費やす事になりますね。
やっときょう合否が分かった段階ですので、これから周囲と相談しながら、どういう風に生活していくかというのは具体的に決められると思います。
――キャンパス内でも警備・護衛の方はつくのですか?
はい、高校でも目立たない形で護衛は付いていますので大学でも大学の雰囲気に影響しないようにさりげなく護衛は付くと思います。
――好きそうな部活は?
まだ部活までイメージされているか分かりませんが、天皇陛下なら音楽部でオーケストラ。父親の秋篠宮さまは自然文化研究会というサークルをご自分で立ち上げて、そこで紀子さまと出会われています。
悠仁さまの場合スポーツがお好きでスキーとか登山が得意なので、体を動かすような活動をされる可能性もあります。勉強が大変だと思いますのでサークルなどから選ばれるかもしれませんね。
――小室眞子さんと佳子さまは留学されましたが、悠仁さまの留学の可能性は
そうですね。先月秋篠宮さまが誕生日の会見で、是非留学の機会があれば親は嬉しいとお話になっています。研究者としては海外の方が資料が充実していて、ご自分で直接調べたり出来ますし、人脈も広がりますので、筑波大学で学びながら留学のタイミングも考えられるんじゃないかなと思います。
――キャンパス広いのですが自転車に乗られることも?
お住まいの赤坂御用地は広くて起伏もあるんですけど、トンボの調査を続けるなかで日々自転車で御用地の中を走ってらっしゃるそうなので、自転車を使うという面では何の心配も無いと思います。
――公務はどうさるのでしょう?
皇室は学業優先なので学生でいらっしゃる間は週末とか夏休みとか、そういう時期以外はもう学業中心なので、本格的な公務というのは卒業された後。愛子さまが今年本格的に始められたように、卒業後だと思いますが部分的に出来る範囲でされると思います。
――研究では秋篠宮さまの影響はあるのでしょうか?
あると思います。やはり皇族である以上、制約の多いおつとめを果たしていく中で、自分の軸になる研究分野を持たれるというのは大事な事なんではないかと。