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株式会社アジャイルウェアが提供する、プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」は、2024年2月にサービス開始から10周年を迎えました。この節目にあたり、ブランドコンセプトと、ブランドロゴをリニューアルいたしました。


そこで今回は、アジャイルウェア代表取締役CEOの川端 光義に、コンセプト刷新への想いや、10年間でのユーザーの変化について伺いました。

また、ユーザー企業である株式会社クレディセゾンの活用事例を通じ、アジャイル開発におけるLychee Redmineの活用成功事例もご紹介します。

「プロジェクト管理への挑戦を、楽しさに変える」新たなコンセプトへ


──ブランドコンセプト刷新の経緯を教えてください。


川端:ひとりの顧客要望から生まれた、プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」。高機能なガントチャートや工数管理、アジャイル開発向けのバックログ・カンバンなど、顧客のニーズや課題に寄り添いつづけているうちに、気づけば10万人を超える方々に使われるプロダクトになっていました。


私たちは皆、プロジェクトの道のりが時に苦しく険しいものであることを知っています。しかし、その挑戦を乗り越えた先には、仕事の効率化だけでなく、管理のスキルを身につける楽しみも待っています。


Lychee Redmineは、お客さまが直面するプロジェクト管理の複雑さを理解し、その挑戦を楽しさに変えることを目指すサービスです。私たちは、事業を成功へと導くだけでなく、お客さまが自ら進んでいくための支えとなり、共に挑戦の旅を楽しむパートナーでありたいと考えました。そして10周年を迎えた今、ブランドコンセプトを「プロジェクト管理への挑戦を、楽しさに変える」へと刷新し、プロジェクト管理の複雑さを楽しさに変えるサービスとして再出発します。

ブランドロゴもリニューアルしました!



──10年間で、プロジェクト管理にまつわる市場環境やユーザーに変化はありましたか。


川端:より柔軟で迅速な「アジャイル開発」が広がり、ウォーターフォール型だけでなく、アジャイルやハイブリッド型開発のプロジェクトでもLychee Redmineが活用されるケースが増えてきました。


アジャイル時代における、クレディセゾンのLychee Redmine活用事例紹介



川端:近年、DXの波が多くの企業で加速しています。変化の激しい現代のビジネス環境においては、迅速な対応と柔軟性が求められるため、アジャイル開発が有効な手法として注目されています。


ここからは、Lychee Redmineを導入いただいているクレディセゾンのシステムエンジニア・長南様と一緒に、クレディセゾンでの活用事例についてご紹介します。


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株式会社クレディセゾン

テクノロジーセンター EXグループ システムエンジニア 長南翔太 氏

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「ウォーターフォール型開発」と「アジャイル開発」を共存させる『バイモーダル戦略』


川端:まずは、クレディセゾン様がLychee Redmineを導入したきっかけを教えてください。


長南 氏:クレディセゾンでは、2019年に「テクノロジーセンター」を立ち上げ、DX推進に取り組んできました。2020年には「内製化チーム」を発足し、基幹システムの内製化を進める大規模プロジェクトを開始しました。このプロジェクトには、ベンダーを含む約40名が関わり、複数部門にまたがる調整が必要となりました。プロジェクト管理の効率化が求められる状況下で、トライアルを経て2021年5月にLychee Redmineを正式に導入しました。


川端:クレディセゾン様では現在アジャイル開発を採用しているのでしょうか。


長南 氏:アジャイル開発を導入しようとすると、現場での適応や推進においてさまざまな課題が出てくることがあります。クレディセゾンではアジャイル開発を適用する範囲を限定しつつ、「ウォーターフォール型開発」と「アジャイル開発」を共存させる『バイモーダル戦略』を採用しています。バイモーダル戦略は「モード1(安定性重視)」と「モード2(俊敏性重視)」のバランスを意識するもので、その二つを組み合わせて柔軟に開発を進めています。


「シンプル」なチケット管理が運用のカギ


川端:クレディセゾンではLychee Redmineの運用に工夫があると伺いました。具体的にはどのような工夫でしょうか。


長南 氏:当時、多数の部署やベンダーとの調整、そして従来のメールやExceでの管理の煩雑さに悩まされていました。


クレディセゾンではこれらの課題を解決するために「チケット管理を複雑にせず、シンプルに運用すること」を意識してプロジェクト管理を行っています。



長南 氏:特に、モード1から脱却できないという課題があり、チケット管理が難しくなると、他部門が再びメールやExcelに戻ってしまう危険性がありました。そのためチケットの編集は、上図のようにトラッカー、題名、チケット内容の編集説明のみに絞り、できるだけシンプルな仕組みで運用しています。


自発的な開発スタイルでアジャイル開発を実現


川端:システム部門内でのプロジェクト管理およびチケット管理はどのようにされているのでしょうか。


長南 氏:クレディセゾンでは、基本的には画面単位やモジュール単位など、大きな単位でリード層が簡単にチケットを作成します。その後、各メンバーが作業単位に細かくチケットを分割し、詳細を記載してから対応を進めていきます。


この形式にすることで、与えられたタスクだけを各メンバーが行うのではなく、自分でタスクを決めて機能確認などを自発的に行ってもらえるようにしています。


また、チケット番号とGitブランチの番号を紐付け、チケット毎に開発してプルリクエストを上げ、マージしていく流れを取り入れています。


<アジャイル開発を実現しているシステム部門の運用フロー>

①リード層がベースのチケットを起票

②メンバーが各自作業タスクを具体化して自身で子チケットを起票、チケットを分割

③チケット毎に開発、タイミング毎にプルリクエストを上げる

④プルリクエストがマージされると、チケットもクローズ



チケット管理で複雑なコミュニケーションを円滑に


川端:他社製品と比較し、どのような点を評価いただいたのでしょうか。


長南 氏:重視したのは、チケットを基盤にしたコミュニケーションツールでした。Lychee Redmineは、従来型のプロジェクト管理やスケジュール・タスクの管理にも対応し、ベンダーから求められていたExcelに近い操作感も実現できます。こうした使いやすさや覚えやすさを評価しました。


また、大規模で長期的なプロジェクトのスケジュール管理では、ガントチャート機能が特に便利だと感じています。


川端:「Lychee Redmine」導入後、どのような効果があったのでしょうか。


長南 氏:チケット管理を通じて、メンバーの「当事者意識」を高め、コミュニケーションを円滑にしたことで、プロジェクトへの主体的な参画を促進しました。Lychee Redmineの運用に慣れてもらうことで、業務のやりとりを効率的に進めていく文化も醸成しています。


また、Excelでの報告資料が不要となり、CSV出力によってサマリーレポートが簡単に作成できるため、管理業務のコスト削減と、チーム内外のコミュニケーション速度の向上にもつながっています。こうしてクレディセゾンは、Lychee Redmineのチケット管理を活用し、ウォーターフォール開発とアジャイル開発を共存させるバイモーダル戦略を実現しています。


川端:とても参考になるお話を、ありがとうございました!

プロジェクト管理の楽しさを実感していただくために、信頼できるパートナーであり続ける


川端:Lychee Redmineは、「目の前で困っている人の役に立つものを作りたい」という想いのもと、徹底的にお客さまの声に耳を傾けながら開発を進めてまいりました。これからもお客さまの課題を深く理解し、ともに解決策を見つけていく信頼できるパートナーであり続けたいと考えています。私たちは、単なるツールの提供にとどまらず、「なぜその運用を行うのか」といった根本的な目的にも寄り添いながら、お客さまがより効果的にプロジェクト管理を進められるよう支援してまいります。


機能面では、クレディセゾン様の取り組みを通じて、Lychee Redmineが統制型の開発から、自律型開発まで柔軟に対応できることを再確認しました。アジャイルやハイブリッド型開発にも対応できる強みを生かし、今後もプロダクトの使いやすさ・見やすさを向上させ、プロジェクトに集中できる環境を提供してまいります。

Lychee Redmineは、プロジェクト管理の楽しさを皆さまに実感していただけるよう、これからも進化を続けます。


■「Lychee Redmine(ライチレッドマイン)」について

Lychee Redmineは、高機能かつ直感的で使いやすいガントチャート、工数の見える化と管理、QCDの可視化や報告に使えるレポート、EVM、CCPM、アジャイル開発で使えるカンバン・バックログなど、豊富な機能で大規模なプロジェクト管理からチームのタスク管理まで幅広く対応したプロジェクト管理ツールです。


利用シーンに合わせて4つの料金プランからお選びいただけます。

デモサイト・30日無料トライアルなど、実際にご利用頂いてから導入可能です。

公式サイトURL:https://lychee-redmine.jp/


■株式会社アジャイルウェア会社概要

会社名:株式会社アジャイルウェア

本社:大阪府大阪市中央区谷町1−3−12 天満橋リーフビル8F

代表者:代表取締役CEO 川端光義

URL:https://agileware.jp/

事業内容:プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の提供、企業向けウェルビーイングサービス「KIWI GO」の提供、WEBシステム開発




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