奪ったクレジットカードでタバコ30箱以上を購入していた。
北海道江別市で大学生が暴行を受けて死亡し、交際相手の女らが強盗などの疑いで再逮捕された事件。
事件の悪質性がさらに浮き彫りになってきた。

江別市の公園で10月、大学生の長谷知哉さん(20)が集団で暴行を受け死亡し、男女6人が逮捕された事件。
長谷さんが発見されてから約20日後、交際相手の八木原亜麻容疑者(20)と友人の川村葉音容疑者(20)は、長谷さんに「金払え」などと脅し、キャッシュカードなどを奪い現金を引き出して盗んだとして、強盗など4つの容疑で再逮捕され、11月18日に送検された。
その後の調べで、2人が長谷さんから奪ったクレジットカードを使い、コンビニで「タバコ30箱以上と食料品」を購入していたことが判明した。
また、暗証番号が不要なタッチ決済を繰り返しているうちにカードが使用できなくなり、2人は店から立ち去ったという。

さらに捜査関係者によると、逮捕された一部の容疑者が長谷さんへの集団暴行の様子をスマートフォンで撮影していたことも明らかになった。
2人の恋愛のもつれが発端とみられていた事件だが、次第にその様相が変わり続けている。
警察は、残る少年ら4人についても強盗容疑などで近く再逮捕する方針である。