天皇皇后両陛下は、地震と豪雨に見舞われた能登半島の人々を案じ、深く心を痛められているということです。
側近によりますと、両陛下は元日の地震で被災し、復興に向けて努力を重ねる中でさらに先月豪雨に見舞われた能登半島の人々に深く心を痛められているということです。
再び避難所生活を余儀なくされたり今も断水が続くなど、不便な暮らしが長く続く中、厳しい冬を迎えることから、被災した人たちの心と体の健康を案じ、安心できる生活が1日も早く戻ることを心から願われているということです。
また、厳しい状況の中で捜索や復旧活動に当たる関係者にも心を寄せられているということです。
両陛下は今年4月、能登半島地震の被災地を2度にわたり見舞い、先月には石川県の馳浩知事に豪雨被害へのお悔やみやお見舞いなどの気持ちを伝えられています。
また、きのう(23日)、宮内庁を通じて石川県に見舞金を贈られました。
愛子さまは先月、能登半島地震の被災地への訪問を予定していましたが豪雨よる被害を受け、取りやめられています。