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「新製品のアイデアをひらめいても、どこの会社に何から相談すればいいか全く分からない……」

「相談しようとしたら図面がないと対応出来ないと言われてしまった……」


新規事業担当やスタートアップ企業の方ならよくある悩みの種ではないでしょうか。

大田区の町工場が集まってできた「I-OTA合同会社」は、大田区を中心に全国の中小製造業が集まる「I-OTA・大田区グループ」を運営しています。

「I-OTA・大田区グループ」が活用しているクラウドサービス「プラッとものづくり」は、漠然とした構想段階からオンラインで気軽に相談できる、ものづくりDXプラットフォームです。プラッとものづくりの強みや相談するメリットについて、I-OTA合同会社業務執行社員で、株式会社エース(以下、エース)の代表取締役でもある西村 修さんに聞きました。



従来の「ものづくり相談」の高いハードルを壊す、新しい取り組み



プラッとものづくりは、ものづくり相談者とものづくり事業者をオンライン上でつなげるプラットフォームのサービスです。ものづくり事業者は「グループ」を形成し、発生した相談はグループ内で情報連携。各社の得意分野を活かしながら、複数のものづくりプロフェッショナルが協同で開発・製造に取り組んでいます。現在、「I-OTA・大田区グループ」は東京都大田区の企業を中心に全国から約90社が参画中です。

相談の一次対応はグループ代表企業(I-OTA合同会社)が行います。私(西村)は、I-OTA合同会社の社員として案件差配を担当しています。




幅広い領域への対応を可能にする「グループ」システム


工場のホームページやものづくり相談用のポータルサイトは多数ありますが、ここまで「まっさら」な状態から相談できるプラットフォームは他にないと考えています。

通常、企業や個人が新規で工場に問い合わせようとすると、門前払いされてしまうことがよくあるそうです。「図面がないとできない」、「作業の一部しかできない」、「実績がないから作れない」など、さまざまな理由がありますが、自社だけで案件を受けるにはどうしても限界があるため断る場合も少なくありません。

たとえば、私の会社(エース)は機械加工を得意としていますが、「金属を削る」以外の相談が来たときは、専門分野ではなく実績もないため、今まではお断りせざるを得ませんでした。


一方、グループで取り組むことを前提とした「プラッとものづくり」では、対応領域の広さが全く異なります。1社ではできないことも、約90社のネットワークがあれば対応できる可能性がぐんと高まります。

もともと私自身、丁寧なヒアリングと提案型営業を得意としているので、漠然としたイメージからでも、相談を重ねながら設計・製造まで具体的に落とし込んでいくことが可能です。しっかりとイメージのすり合わせをおこなうので、「業者との認識不一致で希望と異なるものができて、数千万損した……」といった事故も防げます。




完成させるだけにとどまらないソリューション提供


複数の町工場が協力し、「完成品まで作れること」は、プラッとものづくりの強みの1つです。部品一つであっても、最後まで1社だけで作れるものって意外と少ないんです。いろいろな会社に問い合わせた結果、「途中までしか作れない」と言われてしまって、プラッとものづくりを頼っていただくケースもあります。


また、プラッとものづくりは「完成させるだけ」では終わりません。ご希望があれば、試作品をもとに量産していくことを考えて、コストを抑える方法や長持ちさせる方法も提案させていただきます。材質や形ひとつとっても、工夫することでコストパフォーマンスを高めることが可能です。私たちはただ「言われたものを安く作る」のではなく、「安くする方法を提案する」ことで、トータルでお客様の満足度を高めることができると考えています。


実際に何社かは、アドバイザリー契約(ものづくりコンサルティング契約)を結んで、毎週ミーティングに参加し、お客様と一緒に要件定義を調整した実績があります。知見のないコンサルティング会社に相談するより、ものづくり経験のある私たちに頼みたいとご依頼いただくことも多いですね。それぞれの得意分野を持つ約90社のグループ企業の中から相談に合わせて最適なチームを組むので、お客様にはお喜びいただいています。リピート依頼も多いです。

アドバイザリー契約として、ものづくりの前段階として知見やノウハウを提供していくビジネスは、従来の大田区の町工場にはなかった全く新しいスタイルです。



日本全国のものづくり事業者に貢献する未来を目指して



プラッとものづくりは大田区だけに限定したサービスではありません。相談者はもちろん、ものづくり事業者も全国から登録が可能です。2022年に生まれたばかりのサービスのため、大田区以外のグループはまだ少ないですが、将来的には他地域でもグループが立ち上がり、私たちにとって「よきライバル」となるでしょう。しかしそれでも、日本国内にものづくりの仕事は残ります。


昨今、メーカーから海外工場への発注が増え、設備や機械の価格が高騰し、担い手も少なくなっているなか、日本の中小製造業は年々危機感を高めています。そんな状況だからこそ、プラッとものづくりで地域に関係なくグループで横のつながりを強めていけば、新たなビジネスチャンスを掴んでいけると考えています。プラッとものづくりは私たち事業者にとってもメリットのあるサービスと言えるでしょう。


ゼロから製品を作るとき、相談先に迷ったら、熱量と技術力の高い中小製造業が集まったプラッとものづくりへ相談してみませんか。Web打ち合わせも可能ですので、ざっくばらんにお悩みやご要望をお伝えください。オンラインプラットフォームならではのスピード感でサポートさせていただきます!



【次回展示会予定】

ものづくりODM展@インテックス大阪

2024年10月4~6日

株式会社テクノアと共同出展


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【I-OTA合同会社 会社概要】

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