
兵庫県知事のパワハラ疑惑をめぐり、斎藤知事の側近の幹部が告発した元局長の個人情報を持ち出した疑いがあり、県が調査する方針であることが分かった。
ことし3月、元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発し、調査するための百条委員会が設置された。
証人として出席が決まった元局長はことし7月、百条委員会側に、プライバシーの配慮を求める文書を提出していたが、その直後、死亡した。 自殺とみられる。
県によると、内部調査でパソコンなどを調べていた当時の総務部長など知事の側近の幹部が元局長の私的な情報を持ち出した疑いがあり、県が調査する方針を固めた。

斎藤知事は29日朝、疑いについて否定した。
兵庫県 斎藤元彦知事:(幹部)一人一人に確認したら『ないです』ということでした。私も関与や指示はしていない。
県は外部の弁護士に調査を依頼する方針だ。
(関西テレビ 2024年8月29日)