早くも秋の味覚が登場。
根室市の花咲港で16日朝、サンマが初水揚げされ、その量はなんと2023年の140倍。
地元では1匹80円で売られた。
なぜ豊漁? 西に好漁場

これまで歴史的な不漁が続いていたサンマ。今回、なぜ豊漁だったのだろうか。
水産研究・教育機構 主任研究員の冨士泰期さんらが6・7月に行った調査によると、太平洋の西側に大きいサンマが多く分布してたという。
2023年の漁期後半、日本のEEZの中に久しぶりに漁場ができ、生き残った魚が成長したことで、今年は大きいのものが取れたのではないかとみられている。
どうなる? 2024年のサンマ

今回の豊漁となった漁場は、10月ごろまで魚が寄ってくる見通しだ。
しかし、11月以降に沖から来る群れは、数が少なく魚体も小さい見通しで、水揚げ量は伸びない可能性があるようだ。
"豊漁"のうちに、おいしくて安い サンマを食べておきたい。