40以上の貴重な車両が並ぶ鉄道博物館で、鉄道ファンが撮影をしています。
この記事の画像(8枚)そこで、今回開催されたのが、「鉄道撮影のマナー講座」です。
青木隆幸さん:
(現場で)マナーのお手本になっていただいて背中で語りかけていただけたらなと思っています。
マナー講座の司会を務めているのは、青木隆幸さん(60)です。
“撮り鉄”による迷惑行為の増加が、マナー講座開催のきっかけです。
青木隆幸さん:
(撮影の)規制が厳しくなってしまってとか、地元の理解を得られなくなってしまったりとか、(鉄道ファンが)社会に迷惑をかけます。社会問題になること自体が、とても悲しいです。
「私有地での撮影禁止」、「ゴミの持ち帰り」などに加え、青木さんが最も伝えたいことは、「一人一人がマナーのリーダーに!」という思いです。
青木隆幸さん:
「マナーがなってないからだめですよ」という立場ではなく、撮影地でマナーの種を植えていただきます。
写真家として30年以上活動し、現在は、カメラのレンズメーカーで働く青木さん。
ルールを守っている“撮り鉄”のため、“自分たちが今できることをしたい”と、「マナー講座」を始めました。
青木隆幸さん:
この活動をずっと続けて何万人規模の方が、この講座を受けていただいてマナーのお手本になっていただければ(迷惑行為が)少しでも減るじゃないかなと思います。
鉄道撮影は決して迷惑行為ではない!マナーを守って、“素敵な趣味”として認識されるため、奮闘する青木さんの活動は、あすも続きます。
(「イット!」7月26日放送より)