フランス・パリのイダルゴ市長は、エッフェル塔に設置されているオリンピックのシンボルマークを、レガシーとして大会後も保存したいと述べました。

これは地元ラジオ局のインタビューに答えたもので、シンボルマークのほかにも、開会式の演出で話題となった気球型の「空飛ぶ聖火台」や、歴史上の10人のフランス人女性の像についても「象徴的なオブジェ」であり、「残しておきたいものであることは間違いない」と話しています。

この点について問われたIOC(国際オリンピック委員会)は29日の会見で、「パリの人々や市長が決めることです。われわれが決定することではない」としたうえで、「シンボルマークを残してほしいかと言ったら、答えはイエスです」と強調しました。

「空飛ぶ聖火台」をめぐっては、インターネット上で恒久的な保存を求める署名活動が始まっています。

東京大会の際、台場に設置されたオリンピックのシンボルマークは閉会後に撤去されています。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。