大幅な赤字となっていた札幌ドームについてネーミングライツが契約され、新たな名前が「大和ハウス プレミストドーム」となることが発表された。
ネーミングライツ契約による札幌ドームの新名称
ファイターズ移転後、経営難に苦しんでいた札幌ドームに19日新たな動きが。

札幌市は募集していた札幌ドームの命名権について大和ハウス工業と契約し、新たな名前が「大和ハウス プレミストドーム」となることを発表した。

プレミストは分譲マンションのブランド名で、契約期間は来月1日から2028年7月31日までの4年間。
契約金額は年間2億5千万円以上を希望していたが公表されていない。
札幌ドームの歴史と課題
札幌ドームは2001年に開業し、道内最大の全天候型ドームとして、コンサート・展示会などのイベントが開催されたほか北海道日本ハムファイターズの本拠地として道民に親しまれてきた。

しかしファイターズの北広島市移転に伴い収益が悪化。
2023年度は赤字が想定の倍以上となるおよそ6億5千万円に拡大していた。

しかし、今回待望のネーミングライツが決定した。
市民の反応と今後の展望
「いいと思う」(市民)
「決まっただけでも良かった」(市民)
ドームは今後、契約を踏まえて黒字化を目指していくという。