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株式会社エクスモーションは組込みソフトウェア開発の課題を解決する「技術参謀」として、新しいスタイルのコンサルティングファームを2008年に設立しました。


開発現場の改善や人材育成に携わっていたエクスモーションは、「Eureka Box(ユーリカボックス)」にどんな想いを込めたのか。開発責任者に抜擢された、エグゼクティブコンサルタントの斎藤に話を聞きました。




エクスモーションが提供する、ソフトウェア開発技術が学べるオンライン学習「Eureka Box(ユーリカボックス)」のベータ版が立ち上がったのは、2020年11月。エクスモーションがコンサルティング現場で活用しているツールやナレッジを集約し、実践的な学びが得られるコンテンツを世に知らしめるべく、オープンと同時に、コンサルタントが手を動かしながら解説するセミナー「Eureka Live」を開催しました。


2022年1月には、有料版がスタート 。以来、学習・演習のコンテンツや現場の事例を充実させ、現在は自動車大手メーカーや電子機器、医療機器、半導体などさまざまな業界の企業に活用していただいています。



”コンサルティングの質をよくしたい” 蓄積してきたナレッジを届けるオンライン学習の開発へ


「当初、私たちのなかにあったのは、コンサルティングの質をよくしたいという思いでした。個々のコンサルタントがそれぞれのお客様に提供しているノウハウと、開発現場で培ったナレッジを集約したコンテンツを合わせて活用していただければ、付加価値が高まると考えたんです」


検討が始まったのは、2019年。学習コンテンツ、演習コンテンツ、リファレンス系 (現場のノウハウや事例を編集したコンテンツ)、ツール系コンテンツという構成は企画の初期段階ですんなり決まりました。


現場でお客様の課題に触れていた私達が注力したかったのは、仕事で活かせる実践的なオンライン学習を創り上げること。とりわけ重要だったのは、リファレンス系と呼んでいる実際の現場のノウハウや事例を編集したコンテンツです。


当初は、すべてのコンテンツを完成させてオープンと考えていたのですが、2020年に再考を余儀なくされる出来事が起こりました。そう、コロナウイルスの蔓延です。テレワークを導入する企業が増え、自宅で働くソフトウェアエンジニアたちの学習ニーズが高まったのです。


「多くのお客様が頭を悩ませているエンジニアの育成支援を手がけるなら、早くリリースするべきだという話になり、学習コンテンツを先行して揃えて、演習やリファレンスは立ち上げた後に増やしていくことにしました」


質の高いコンテンツと使いやすさを両立する開発戦略


学習、演習、リファレンス 、ツールという4つのカテゴリーを使いやすくするうえで、ソフトウェア開発を取り巻く社会環境、ものづくりやサービスを手がけるお客様の動向、現場のソフトウェアエンジニアの悩みや課題について、緻密にリサーチを重ねたという斎藤。知識・技術が高まるだけでなく、仕事ですぐに活かせることを重視したそうです。


「困ったときに、ちょっと立ち寄って調べものができる図書館をイメージしていました。だからこそ、サブスクだったんです。集中して学習したり、仕事で必要な情報やツールを使ったりしながら、長く利用し続けていただきたいと思っていました」


Eureka Boxの開発に着手してから、オープンまで1年。日本を代表する企業の開発現場を知っているエクスモーションにしか作れないクオリティと、わかりやすさや使い勝手のよさを同時に実現するのが最も重要なテーマでした。


「忙しい方々のすき間時間にも使ってほしかったので、3分~5分程度の動画でコンテンツごとの全体像がつかめるようにしました。ログインしてそれぞれのカテゴリーに入ったら、どんなコンテンツがあるかひと目でわかるようにしたのも、探す時間を減らしたかったからです」


コンサルティングや開発のエキスパートではあったものの、Webサービスのプロフェッショナルではなかったので、サイトの全体構成やUIは苦労したとのこと。ターゲットが限定されたサービスのマーケティングも初めての体験で、試行錯誤の連続だったといいます。


お客様の声を反映したコンテンツ改善と課題


「ときどきお客様から、動画の音声は、読み上げ音声ではなくコンサルタントの肉声がいいといわれるのですが、変化が激しいソフトウェア開発の技術をいかに最新のものにアップデートするかを重視し、読み上げ音声を採用しています。」


Eureka Boxを立ち上げた後も、リファレンス系を中心に新たなコンテンツをリリース。「特殊なケースではなく、“汎用性が高いナレッジ” “現場で使える具体的なノウハウ” にこだわって、日々の業務の事例から適切なものを選んでいます。」


「これからの仕事で起こりそうもないケースだと、気持ちが入らず学習効果が高まらないので、身近で応用しやすいケースに特化してアップデートしています」


お客様の声による気づきも多いという斎藤。Eureka Boxのユーザーは、「企業の研修」「長期的な人材育成」「個人のスキルアップ」の3タイプに分かれており、研修のプログラムとして導入する企業は、期間限定で活用することが多く、現場課題を解決できるメリットを感じていただけていないケースもあります。


「研修で必修のメニューを指定すると、他のコンテンツに目がいかず、仕事で活用することなく終わってしまうこともあるようです。研修じゃないと予算を取りにくいという会社もあるなかで、Eureka Boxの効果的な活用法をいかに伝えるかを考えなければなりません」


それでもコンテンツの充実度が高まるにつれて、図書館として利用するエンジニアが増えているのを実感するといいます。


システムの設定の合間に使ってますとか、いつも昼休みに見てますという声をいただくと、作ってよかったと思います。コンテンツのアップデートという大変な作業は、この喜びのためにやっているといってもいいですね」


▶▶ Eureka Box 導入事例

https://www.eureka-box.com/media/case


未来のビジョン ”日本のソフトウェアエンジニア育成” を目指して


現在は、コンテンツやUIの改善を進めながら、公式サイトで配信しているコラムや導入事例でEureka Boxの活用法を提案しています。目標は、日本のソフトウェアエンジニアのレベルアップ。エクスモーションが蓄積してきたナレッジ を、コンサルティングとオンライン学習「Eureka Box(ユーリカボックス)」を通じて世に届けることが、技術力が高い人材の不足を解消する一助となればと考えています。


「まずはEureka Boxの無料会員になって、実際のコンテンツを体験してもらえればと思います。そのうえで導入事例やコラムに目を通してみると、Eureka Boxでできることがよくわかるでしょう。これからも、エクスモーションのコンサルティングの質を高めつつ、さまざまなサービスを通じて提供していくことで、より多くの企業の人材育成をサポートしていきます」





運営企業 株式会社エクスモーション

https://www.corporate.exmotion.co.jp/

株式会社エクスモーションの代表取締役社長 渡辺 博之は、組込みソフトウェア開発の課題を解決する「技術参謀」として、新しいスタイルのコンサルティングファームを2008年に設立しました。自動車業界を筆頭に、組込みソフトウエア開発の技術戦略や計画、問題の解決策などをワンストップで支援しています。


●コンサルティングサービス

https://www.exmotion.co.jp/


●オンライン学習 Eureka Box(ユーリカボックス)

https://www.eureka-box.com/index.html




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