ジェイアール名古屋タカシマヤで6月4日、お中元商戦が始まりました。「お中元離れ」が進む中、デパート側は“自分へのご褒美”と“自宅用”の需要を狙い、品揃えを強化しています。
会場には、飛騨牛や三河一色産のウナギなど東海3県のグルメをはじめ、約2700点が紹介されています。

従来のお中元需要が少なくなる中、最近では、「お取り寄せグルメ感覚」で家族で楽しむ人や、「自分へのご褒美」として買う人が増えているということです。
ジェイアール名古屋タカシマヤの佐田恵美さん:
こだわりの商品をお取り寄せされて、お家で楽しむということであったりですとか、お礼の意味合いを込めてというような形でお品物を選ぶというのがトレンドになってきております。
例えば、クリーミーな口当たりや芳醇な香りが特徴の「エシレバター」を使ったアイスは、タカシマヤにある同じブランドの常設店舗では食べられないもので、ひんやりしながら特別感も感じられそうです。

30代男性:
自宅用で買いに来ました。お菓子系とか、うなぎとか。
コロナ禍以降の「おうち時間」の増加で売上が伸びてきた、お値打ちの「自宅用のまとめ買い商品」ですが、最近の物価高を受けて前年の約1.5倍の商品を取り扱うことになりました。価格の高騰が続くオリーブオイルや缶ビールのセット、お中元定番のそうめんなどが人気を集めていました。

70代女性:
お中元の季節には、おそうめんっていう感じです。自宅用はいつも、オリーブオイルとお醤油のセットは必ず買うようにしているんです。
ジェイアール名古屋タカシマヤの佐田恵美さん:
タカシマヤのデパ地下ならではのお品物がたくさん揃っておりますので、そういったものがご配送で頼めるということで、非常に人気でございます。
ジェイアール名古屋タカシマヤのお中元特設会場は、7月22日まで開かれています。
(東海テレビ)