三重県を訪問中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、平安時代の生活や文化を体験できる施設を視察された。

27日午前11時ごろ、愛子さまは明和町にある「いつきのみや歴史博物館」を訪れ、平安時代には「貝合わせ」と呼ばれた貝がらを使った「神経衰弱」のような遊びを見学された。

大学で古典文学を学んだ愛子さまは、説明者に勧められ、裏返しに並べられた貝の中からふたつを実際に手に取り、ピタリと合うと笑顔を見せられた。そして、体験している地元の小学生に「コツは何かありますか?」などと声をかけ、6年生の児童に「卒業おめでとうございます」と祝福された。

これに先立ち、愛子さまは「斎宮歴史博物館」に足を運び、出迎えた300人以上の人たちに笑顔で手を振ると、地元の小学生に歩み寄られた。

愛子さまは「近くの小学校?小学校は楽しい?」などと声をかけ、立ち去る際、子ども達の「話せて良かったです」という大きな声に、笑われる場面もあった。

三重県での日程を終えた愛子さまは、27日午後には奈良県に移動し、神武天皇陵を参拝される。

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