卓球女子で2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックと2大会連続でメダルを獲得した福原愛さんとその代理人、元夫の江宏傑さんの代理人が、あす15日、日本外国特派員協会で会見することが分かった。
福原さんと、江さんは長男の親権をめぐり対立していた。
日本外国特派員協会によると、会見では、冒頭で福原さん自身が、子どもの親権に関して結んだ合意について、短いコメントを自ら話す予定で、関係者によると、両者は和解が成立したという。
福原さんと江宏傑さんは2016年に結婚したが、2021年7月に離婚。子どもは2人いるが、離婚後は2人とも台湾で江さんと一緒に暮らしていた。
江さん側によると、福原さんは2022年7月、夏休みに子供たちに会うために台湾入りし、長男だけを日本へと連れていったという。福原さんは長男を台湾に戻すことを拒んでおり、福原さんとの連絡が途絶えたと主張している。
江さんの代理人である大渕愛子弁護士は2023年7月に会見し、江さんが日本の裁判所に、長男の即時引き渡しの保全命令を求める審判を申し立て、裁判所はすぐに江さんに長男を引き渡すよう福原さん側に命じたが、福原さん側からは、引き渡しに応じるという連絡を受けていないと主張していた。
福原さん側の代理人も2023年8月、「親権をめぐる私的な問題を劇場的な見世物にして、ひたすら母親に圧力をかけるのが狙いであるかのように見えます」「誠実で公正な話し合いは、信頼関係を基盤として成り立ちます。まずはお互いの信頼関係の回復が最も重要だと思われます。」とのコメントを発表していた。
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