まもなく夏本番!スーパーには様々なアイスクリームがずらりと並んでいる。

今回の「スゴ撮」は、アイス販売高上位5社、ロッテ・江崎グリコ・森永乳業・明治・ハーゲンダッツの担当者に、イチ押しの定番アイスを調査。その人気の秘密とこだわりとは?

創業当時から変わらない味の濃厚バニラ

まずは5位。ちょっぴり贅沢なアイスクリームで人気の「ハーゲンダッツ」(2019年度アイス販売高479億円。アイスクリーム流通新聞社推定)。

その新作は、8月18日発売のクリスピーサンド 「ヘーゼルナッツプラリネショコラ」(税別295円)。

香ばしいヘーゼルナッツのアイスと、甘く濃厚なミルクチョコレートをほろ苦いココアウエハースでサンドした、ハーゲンダッツの自信作だ。

そして、イチ押しがこちらの「ミニカップ バニラ」(税別295円)。

井上清華アナウンサー:
ミルク感とバニラ感が本当に濃厚で、やっぱりハーゲンダッツは裏切りませんね!

深い香りのマダガスカル産バニラビーンズと、濃厚で新鮮な北海道産のミルクを使った贅沢な味わいが特徴だが、そのこだわりは?

ハーゲンダッツ ブランド戦略本部 渡辺淳巳さん:
実はバニラの販売が始まってから、一度も味の変更を行っていません。創業当時のレシピに絶対の自信を持っていますので、その味を現在に至るまで守り続けています

36年間愛され続ける、ハーゲンダッツの人気ナンバー1アイスなのだ。

50億個売れたヒット商品の秘密

続いては、4位の「明治」(2019年度アイス販売高488億円。アイスクリーム流通新聞社推定)。

イチ押しは、シリーズ累計販売50億個以上!国民的人気アイスの「明治エッセルスーパーカップ 超バニラ」(税別140円)。

男性A:
ガッツリっていうイメージ

女性A:
安くて量が多い

女性B:
これを買っておけば間違いない

その魅力は、何といっても200mlの大容量。

明治 フローズンデザートマーケティング部 松野友彦さん:
大容量でありながら、1個ペロッと食べられるような味わいの工夫をしているのが、一番のこだわりになります

今から26年前、当時カップアイスの主流だった“落としぶた”を“かぶせぶた”に改良。その分、容量も150mlから200mlに増量することに成功した。

このエッセルスーパーカップからは、7月20日に「白いチョコミント」味も発売されている(税別140円)。

とろけるチョコが人気の「ピノ」 名前の由来は?

そして、3位の森永乳業(2019年度アイス販売高552億円。アイスクリーム流通新聞社推定)のイチ押しは、やっぱりコレ!

1976年に販売スタート、皆さんおなじみの「ピノ」(税別140円)。ピノは年間で11億粒も売れているという。

今年は新たにチョコミント味が仲間入り(「ピノ“プチカリッ”チョコミント」税別180円)。中のアイスも薄いミントグリーンになっている。

井上清華アナウンサー:
口に入れた瞬間にとろけます

そう、ピノの特徴は、口に入れた瞬間のとろける食感。

その秘密は、外側のチョコレートにある。

森永乳業 冷菓マーケティンググループ 橋川淳一さん:
一般的なチョコレートよりも溶ける温度にこだわっていて、口の中に入れたときにすぐに溶け出します

ピノのチョコは通常より低い温度で溶けるようにできていて、口の中でチョコとアイスが同時に溶けるよう計算して作られている。

ではここでクイズ!実は「ピノ」という名前は、あるイタリア語が由来となっている。それは次のうち、どれでしょう?

(1)どんぐり
(2)切り株
(3)松ぼっくり

正解は…松ぼっくり!

小さくてかわいらしい形から、松ぼっくりを意味する言葉をもじって付けられたという。

なめらか食感に改良し売り上げが1.6倍アップ

そして、アイスクリーム販売高2位は、江崎グリコ(2019年度アイス販売高658億円。アイスクリーム流通新聞社推定)。

多くの人気アイスを手掛けるグリコのイチオシは、「パピコ」シリーズの一番人気、チョココーヒー味だ(税別140円)。

井上清華アナウンサー:
チョコとコーヒーの味が濃厚で、やっぱりなめらかですね

パピコは、約5年前になめらかな食感に改良したことで、売り上げが1.6倍にアップしたという。

では、どうやってなめらかな食感を生み出しているのか?

江崎グリコ ブランド広報 川端瑚子さん:
秘密はズバリ「スパイラル急凍」です

こちらが、パピコの製造工場。巨大な冷凍庫の中をコンベアに乗せられたパピコが、らせん状に回りながら降りてくる。

グルグルと回しながら均等に冷やすことで、冷凍のムラをなくし、パピコ独特のなめらかな食感になっているのだ。

バニラアイス×チョコのパリパリ食感がたまらない

ここでちょっと一息。19年連続で出荷数を伸ばしている、ある大人気アイスをご紹介!

年間1億8000万個以上売れている、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」(税別140円)だ。

特徴は何といっても、このパリパリの食感!その秘密は、モナカに吹きかけるチョコレートスプレーにある。

森永製菓 冷菓マーケティング部 村田あづささん:
モナカの内側にチョコレートを薄く均一にコーティングしていまして、アイスの水分がモナカに皮に移るのを遅らせますので、パリッとした食感が楽しめます

“飲むアイス”は暑い日にぴったり

そして、アイスクリーム販売高、堂々の第1位はロッテ(2019年度アイス販売高842億円。アイスクリーム流通新聞社推定)。

定番アイスが並ぶ中、イチ押しのアイスがこちら!

2003年に誕生した「クーリッシュ バニラ」(税別140円)。“飲むアイス”という新たなスタイルを生んだ、アイス界の革命児だ。

女性C:
アイス飲みたい時にクーリッシュを食べます

女の子:
シャリシャリしているところがおいしい

クーリッシュの特徴は、シャリシャリとした食感。そこにはどんな秘密があるのだろうか?

井上清華アナウンサー:
アップで見ると、ギザギザとした結晶のようなものが見えますよ

カメラを限界までアップにすると、アイスの表面にある、無数のトゲのようなものを捉えた。これは一体何なのか?

ロッテ クーリッシュブランド課 北村考志さん:
細かく砕いた氷が入っているんです

クーリッシュのシャリシャリとした食感の正体は氷!

製造工場の映像を見ると、アイスの中に細かい氷を入れてかき混ぜている。

氷とアイスを半々の割合で混ぜ合わせることで、この“飲むアイス”は作られているのだ。

人気アイスには、メーカーの並々ならぬこだわりがあった。暑い日は冷たいアイスでひんやり涼んではいかが?

(「めざましテレビ」『スゴ撮』7月27日放送分より)