全国でも珍しいニュージーランドの教育法を取り入れた幼稚園

幼児教育が多様化する中、広島で初めてニュージーランドの教育法を取り入れた幼稚園が誕生している。いったいどんな教育なのだろうか?

その幼稚園は、広島市安佐南区にある「pee ka boo幼稚舎」。

園の中を見てみると、壁などの仕切りが全くない。

昆虫エリア、絵画エリア、ブロックエリア、積み木エリアなど、エリアに分かれているのが特徴。

その名も「コーナー保育」。

常に10種類ものエリアがあり、子どもたちは何をするか自分たちで選ぶ。

中には、「だらだらスペース」という場所も。

「工作スペース」では、さまざまな材料から、子どもたちが好きなものを作る。触れたら熱い一見危険な道具もあるが、先生はそれを見守り、成長をサポートしている。

「主体性」を大切にする 幼児教育プログラム「テファリキ」

ここは、日本では珍しいニュージーランドの幼児教育プログラム「テファリキ」を採用した幼稚園。

「テファリキ」が大切にするのは「主体性」。

集団行動を重視する日本の教育とは異なり、自主性をもって行動できるよう教育するのが特徴。

ニュージーランドでは、1996年から「テファリキ」を導入。北欧と並んで、子育てしやすい国として世界で注目されている。

pee ka boo幼稚舎・田上恵園長:
自分の思いを発言したりとか、自分の好きなことをとことん遊び込めることで、集中力や考える力、工夫する力が育つと思う

園庭にも工夫が。あえて障害物を置いている。

大型遊具にも滑り台は付けなかった。降り方は、それぞれが編み出していく。

課題のある遊具にすることで、考える力を身につける環境を作っている。

「自分のことが大好きと言うように」

保護者:
自分のことが大好きと言うようになったり、前に出て話したりできるようになった。いい環境で保育してもらっている

保護者:
すごく集中力が付いた。決断力などが身についたと思う

危ないことを遠ざけるのではなく、見守ってサポート。「テファリキ」の考え方は、家庭でも取り入れることができそう。

(テレビ新広島)