5日、ウクライナ軍がクリミア半島周辺でロシア海軍の哨戒艇をドローンで攻撃した映像が公開された。
この攻撃により7人が死亡、6人が負傷したという。
ウクライナは、空と海でロシアに大きなダメージを与えている。
クリミア半島周辺で攻撃
左右に揺れながら、海上を進むドローン。

目の前の船に近づいていき、ついに大きな水柱を立てて爆発。
粉々になった破片があたりに飛び散っている。
これはウクライナ軍が5日に公開した映像だ。
ロシアが実効支配するクリミア半島周辺で、黒海艦隊に所属する哨戒艇を攻撃したと発表した。

船には65人が乗っていたとみられ、ウクライナ当局によると7人が死亡、6人がけがをしたという。
このところ、東部の重要拠点から撤退するなど、地上で苦戦を強いられているウクライナ軍。
拮抗した戦況が続く
一方、空と海では、1月と2月にロシアの早期警戒管制機を撃墜したと発表。
レーダーを備えた、偵察能力の要だ。

海では2月も、クリミア半島沖で2度にわたり、ロシア海軍の船にドローン攻撃。
黒海艦隊に大きなダメージを与えた。
3年目に突入してもなお、拮抗(きっこう)した戦況が続いている。
(「イット!」 3月6日放送より)
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