3月5日午後2時、神妙な面持ちで報道陣の前に姿を見せると、深く頭を下げた自民党の広瀬めぐみ参院議員(57)。
この記事の画像(11枚)赤いベンツに外国人男性を乗せ、ホテルに入っていったとする週刊誌の不倫報道を認め、涙を浮かべながら何度も謝罪した。
「一生をかけて夫と家族に償う」
2022年7月の参院選で岩手選挙区から出馬し、初当選した広瀬議員。現在57歳で弁護士の資格を持ち、夫と2人の子どもがいる。
2023年7月には、松川るい議員らとともにフランス研修に参加。SNSに投稿した写真をめぐっては、「ただの観光」などと批判の声を浴びた。そして…。
東京・青山の路上に止まる赤いベンツ。助手席に外国人の男性が乗ろうとしている。「週刊新潮」によると、広瀬議員は2023年10月末、赤いベンツを自ら運転し、56歳のカナダ人男性を助手席に乗せたあと、東京・歌舞伎町のラブホテルに宿泊。“赤ベンツ不倫”と報じられた。
広瀬議員は5日、赤い縁の眼鏡をかけ、黒いジャケットに黒いスカート、黒い靴の装いで地元事務所に姿を見せ、取材に応じた。
広瀬めぐみ参院議員:
相手の方との関係については、報道されている通り事実でございます。
初めは手元の紙を淡々と読み上げていたが、家族に触れる部分では…。
広瀬めぐみ参院議員:
私の軽率な行動により、学生時代から私を支え続けてくれた夫を裏切ることとなり、また、子どもたちにもつらい思いをさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも家族は、こんな私を許してくれ、「今後も一つの家族として頑張っていこう」と言ってくれました。私も一生をかけて、夫と家族に償ってまいります。国民の皆さまからの信頼を損ない、本当に誠に申し訳ございませんでした。申し訳ございませんでした。
顔を赤くして涙を浮かべ、家族や支援者らに謝罪した。
会見は7分で打ち切り 議員活動を続ける意向
しかし、報道陣の質問に答えていると…。
記者:
これ以外にも、週刊誌報道とか取材を受けている可能性は?
秘書:
申し訳ございません。
記者:
短く答えていただければ結構なので。
秘書:
そのあとの質問に関しては、事務所にいただければと。
記者:
それは事務所で答えられるんですか?
秘書:
お答えするものはお答えいたしますが、申し訳ございません、公務の時間ございまして。
仕事を理由に会見は、わずか7分で打ち切り。その間、広瀬議員は6回にわたり頭を下げた。
記者:
報道された相手とは区切りをつけたんですか?お別れになったんですか?
秘書:
申し訳ございません。
広瀬議員は今後の活動について、議員活動を続ける意向を示し、自民党の離党を否定した。(「イット!」3月5日放送より)