1月14日、サッカーJ2・モンテディオ山形が天童市で開いたキックオフイベントには約2,200人が詰めかけた。渡邉晋監督や新加入選手などが意気込みを語り、J2優勝に向かって「ともに戦おう」と呼びかけた。
14人新加入 ライバルチームから移籍も
モンテディオ山形が2024年に掲げたスローガンは「前進、山形一丸」。

クラブ・サポーターが一丸となって前進し、J2優勝・J1昇格を目指す。

目標達成のため、今シーズンは14人の新加入選手を迎えた。今回の補強の中で最も「驚き」を持って迎えられたのが、ライバルの仙台から完全移籍で加入したミッドフィルダー・氣田亮真選手(26)だ。

氣田亮真選手:
山形とは何度か対戦して、何度かゴールを決めました。それを今度は山形のために決めて、チームの勝利に貢献したい
昨シーズン、アウェーでのみちのくダービーで、先制ゴールを挙げ、山形を苦しめたのが氣田選手だった。今シーズンは背番号10を背負い、“山形の顔”としての活躍が期待される。

氣田亮真選手:
ダービーで、仙台サポーターから大ブーイングを受けると思うが、それをエネルギーに変えられると思うし、大ブーイングをかき消すくらい素晴らしい応援をしてもらえれば、素晴らしいプレーでお返ししたい
“J2優勝”へ向け「ともに戦い前進」
新加入選手の会見の後に監督や選手全員が登場し、“J2優勝”への思いを語った。

渡邉晋監督:
モンテディオ山形に関わる全てのみなさん。目標達成に向け、誰ひとり疑うことなく、誰ひとり諦めることなく、我々とともに戦い前進して、目標を一緒に掴み取りましょう

南秀仁選手:
ここ2シーズン、プレーオフで引き分けて敗退というすごく悔しい思いをしている。もうあのような悔しい思いはしたくないし、ファン・サポーターのみなさんにも悔しい思いをさせたくないので、今シーズン自分たちは“J2優勝”だけを目標に日々頑張っていきたいと思います
モンテディオ山形は16日から静岡・御前崎市で1次キャンプに入り、2月下旬にアウェーで千葉との開幕戦に臨む。
(さくらんぼテレビ)