2月7日有珠山の大自然を舞台に、日本初のドローンの輸送実験が行なわれた。
ドローンが運んできたコンテナの中身は？
4メートルの風。
そして、氷点下4度の空気のなかドローンが運んできたコンテナ。
その中は、なんとフランス料理のフルコース。
かつて5つ星ホテルのシェフを務めた料理人が腕によりをかけて調理したものだ。
道内各地の様々な自然の中で高級な料理を楽しむ。
そんな新しい観光コンテンツを産みだそうと、ドローン関連企業と道が協同で実施した。
苗木運搬用ドローンがコース料理を運搬
今回使われたのは、林業で使われる苗木運搬用ドローン。
有珠山ロープウェイ山頂駅の特設厨房で調理されたコース料理を250メートル離れた展望台に5回に分けて配送した。
「温かいチョコレートソース。温かい物も冷たい物も。さすがドローン」（ケータリング給仕スタッフ）
洞爺湖の雄大な自然を眺めながら味わうレストランさながらのフレンチのコース料理。
ドローンによる料理配送の実現で、近い将来、北海道各地の意外な場所でこんな素敵な光景が見られるかもしれない。
