11月18日、福岡県の海岸で撮影された映像がSNSで話題になった。氷の上をスケートしているかのように、滑らかに駆け回る鳥。ミユビシギという渡り鳥で、波の動きに合わせてエサを取るように進化・適応していき、速く走れるようになったという。

「鳥の動きがバグってる?」

SNSで15万回再生。「動きがバグってる?」と話題の映像がある。

(なでしこぺんたさん)
(なでしこぺんたさん)
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砂浜を駆け回る鳥たち。
しかし、何かがおかしい。鳥たちが水面をバックでスー。前にもスーと移動している。
その滑らかさは、氷の上をスケートしているかのようだ。よく見ると、足は高速回転している。

(なでしこぺんたさん)
(なでしこぺんたさん)

撮影した人は、「うわっ何これ!めちゃくちゃ変な動き!という感じ」と話している。
11月18日、福岡県の福間海岸で撮影された映像だ。ほとんどがミユビシギという渡り鳥で、エサのある砂浜を好み、住んでいる。

速く走れるように進化

違和感だらけのバグったように見えるこの動きには、ワケがあった。

日本野鳥の会・自然保護室の奴賀俊光さんは「(ミユビシギは)砂浜で波の動きに合わせてエサを取るように進化・適応し、速く走れるようになったと…」と、解説している。

時期にもよるが、ミユビシギは九十九里浜など、全国各地の砂浜で見られるという。
(「イット!」 12月8日放送より)

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