秋篠宮家の次女・佳子さまはペルーへの公式訪問を終え、「ひとつひとつの出会いや出来事はどれも心に残る大切なもの」と感想を寄せられた。

佳子さまは27日、外交関係樹立150周年を記念したペルーへの公式訪問について、宮内庁を通じ、文書で感想を寄せられた。

11月1日から10日の滞在中には、ボルアルテ大統領を表敬訪問し、天皇皇后両陛下からのメッセージを伝えたほか、日系一世を始めペルーで暮らす日系人と懇談し、移住の記念碑に花を供えられた。

佳子さまは「幾多の困難や哀しみを乗り越え、誠実に、勤勉に、お互いに助け合いながら日々を過ごしてこられたことに、そして、ペルー社会から信頼を得ながら、ペルー社会に貢献してこられたことに改めて思いをいたしました」とした上で、「日本から移住された方々とそのご子孫の歩みに改めて思いを馳せ、これからもしっかりと心にとどめてまいります」と綴られた。

また、特別支援学校を訪れ、1カ月半の練習で覚えた現地の手話を交えて聴覚障害のある子どもたちと交流したことを振り返り、「先生にサポートしていただきながらペルーの手話を交えて交流したり、今回の訪問をきっかけに日本について学んでいる様子を見たりすることができ、嬉しく思いました」と記された。

佳子さまは「多くの方々が大変あたたかく、優しく迎えてくださいました」「ひとつひとつの出会いや出来事はどれも心に残る大切なものであり、これからも幾度となく思い出すことと思います」と触れ合った人たちへの感謝の思いを示し、「友好親善関係がより一層深まることを心から願っております」と結ばれた。

フジテレビ
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社会部
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