三重・桑名市の「なばなの里」で、紅葉が見ごろを迎えている。ライトアップで照らされて秋の夜長を楽しめるだけでなく、身体が温まるグルメも充実している。
雲海を作り出す幻想的な演出も…
「なばなの里」といえば、色鮮やかなイルミネーションで有名だが、この時期には紅葉も楽しめる。
色づいた木々がライトに照らされることで紅葉がより際立ち、秋の夜長を幻想的に彩る姿を見ることができる。

気温が下がる夜に身体が温まる「ホットグルメ」もたくさん用意されていて、グルメや土産品が並ぶ「村の市(むらのいち)」で販売されている。
名物は「しじみコロッケ」だ。桑名市はシジミの水揚げ量が全国トップクラスで、そのシジミがサクサクの衣に包まれ、“熱々”で食べられる。

松阪牛を100%使ったふかふかの「牛まん」も人気だ。断面を見てみると、松阪牛がぎっしりと入っていた。

ほかにも、桑名名物の安永餅がこんがり焼かれて入っている「安永餅老舗ぜんざい」や…。

ピリ辛スープにもちもち食感の海老餃子が煮込まれた「四川スープ餃子」もある。どれも寒い季節にもってこいのホットフードだ。

紅葉のライトアップでは、多くの人が足を止めて見入っている場所がある。それは「鏡池(かがみいけ)」で、紅葉が池の水面にクッキリと映んでいるのを楽しむことができる。

鏡池のさらに奥では、雲海のような景色が広がっている。霧が立ち込める演出が行われいて、幻想的な雰囲気の中、紅葉を楽しめることができる。
「なばなの里」では、色づきのピークは来週ということで、まだまだイルミネーションと紅葉の共演は楽しめる。

イルミネーションは午後5時から午後9時まで。
2023年11月24日放送
(東海テレビ)