18日からの2日間、JR山手線内回り・外回りの一部区間が終日運休となる。

今回の運休は、渋谷駅の山手線線路とホームを高くする工事に伴うもの。渋谷駅周辺でもポスターで呼びかけが行われた。

ディレクター:
JR原宿駅です。こちらには見やすいように券売機のところに、18日・19日に行われる山手線の一部運休を知らせるポスターが置かれています。
山手線の一部運休は、内回り・外回りで、それぞれ1日ずつ行われる。

終日運休はまず、18日土曜日に山手線の外回り、大崎駅から池袋駅間でスタート。

続いて、19日日曜日には、内回りの池袋駅から大崎駅間が終日運休になる。
この他の区間でも、運行本数を減らすことから、2日間で約64万人への影響が見込まれている。

街の人たちからは、「(Q. 明日から運休になるの知ってましたか?)知らなかったです」、「電車(山手線)がないと、東京は移動ができないので大変」、「(大学)試験を受けに来ました。日曜日にあります。できる限り歩いて、最悪はタクシー使います」など、さまざまな声が聞かれた。
渋谷駅では、2015年から駅の改良工事が進められ、線路切り替え工事は今回が5回目。これが最後となる。

JR東日本は、埼京線の本数を増やすほか、一部区間が重なる京浜東北線のすべてを各駅停車にするなどして対応するとしている。
影響は?「目黒」から「原宿」に行く場合で考えると…
実際にどんな影響があるのか、くわしく見ていく。

例えば、18日土曜日に、目黒から原宿に行こうとした場合で考える。
通常だと山手線の外回りで約7分で行けるが、まず山手線の内回りで「目黒」から「大崎」に行く。その後、埼京線や湘南新宿ラインなどで、「大崎」から「新宿」に行く。そして、山手線の内回りで「新宿」から「原宿」に向かうことになる。

このルートはあくまで一例で、他の私鉄などで行く方法もあるが、どの行き方でも約30分ほどかかってしまう。
19日日曜日は、逆に池袋から大崎までの内回りが運休となる。
(「イット!」11月17日放送より)