5月、自宅で同居していた18歳の女性を、殴る蹴るの暴行やエアガンで撃つなどして死亡させたとして、山中元稀被告(22)が逮捕された。13日、FNNは山中被告に拘置所で接見。「なぜ亡くなるまで暴行を続けたのか」という記者の問いかけに、山中被告は答えなかった。

女性を暴行の末死亡させる

顔の下半分を隠す男。傷害致死の罪などに問われている、山中元稀被告(22)だ。

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5月、自宅で同居していた18歳の女性に殴る蹴るの暴行や、エアガンで撃つなどして死亡させた罪と、出血した女性に自分の血をすすらせるなどした、強要の罪に問われている。

残忍な事件は、なぜ起きたのだろうか。

13日、大阪地裁の判決の直前、FNNは拘置所で山中被告に接見。山中被告は、事件についてこう語った。

「私は、何もない人に害を加えるような、傷に鈍感な人間ではありません」「今回の被害者及び不特定多数の人、私の優しさをあだで返す裏切り者が存在することは事実です。そのような裏切り者には、私の恐ろしさが重々分かったと思います」

しかし、なぜ亡くなるまで暴行を続けたのかという、記者の問いかけには答えなかった。

「ビッグな人間になる」

そして、山中元稀被告は最後に、こう断言した。

「社会復帰したら飛躍して、ビッグな人間になる」

山中被告は被害者への思いを語ることなく、面会室を出ていった。

大阪地裁・堺支部は判決で、「暴行は拷問とも言える執拗なもので、被害者の絶望感や無念さは想像を絶する」とし、懲役12年の判決を言い渡している。
(「イット!」 11月14日放送より)

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