建て始められてから141年。スペイン・バルセロナの未完成の教会“サグラダ・ファミリア”が節目を迎えた。日本時間の13日、4つの塔が完成した事を祝い、初めてライトアップされた。

サグラダ・ファミリアが節目

アントニ・ガウディが設計した世界遺産。

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建設費は、寄付と入場料などの観光収入だけ。スペイン・バルセロナの未完成の教会、サグラダ・ファミリアだ。その工事が、大きな節目を迎えた。

建て始められてから141年。クレーンが塔の頂上へと運ぶのは、聖ルカを表す牛の像に、ライオンは聖マルコ、ワシは聖ヨハネ、人の姿の聖マタイだ。

そして、日本時間の13日。4つの塔が完成した事を祝い、初めてライトアップされた。

10年後には完成か

しかし、それでも工事は終わらない。

まだ、最も高いイエス・キリストの塔が残っているのだ。いったい完成するのはいつになるのだろうか。

地元のメディアによると、建設の責任者はパンデミックなどがなければ、10年後には完成すると話している。
(「イット!」 11月14日放送より)

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