10月、大阪府御堂筋の中央分離帯で育っていた、“ど根性スイカ”。その中身を見るため、11日、大阪市鶴見区の植物園で「ど根性スイカを切ってみる会」が開かれた。
「ど根性スイカを切ってみる会」
中央分離帯という過酷な場所で、人知れず育っていた“ど根性スイカ”。

大阪市はプランターに移し替えた上で植物園に展示していたが、市民から「中を見てみたい」という声が寄せられた。

11日、大阪市鶴見区で大勢が見守る中、「ど根性スイカを切ってみる会」が開かれた。
スタッフがスイカを切ると、会場からは「おお!」という歓声が響いた。

真っ赤でジューシーな身がつまっていた。「切ったからには、食べてみたい」と、みんなで“ど根性スイカ”を一口ずつ分け合った。
“虎党”は「排ガス吸って美味しかった」
気になるお味はどうだったのだろうか。

ど根性スイカ”を食べて「おいしい!」と喜ぶ子ども。
さらに、虎党なのか?阪神タイガースのキャップをかぶった人に、“御堂筋で生き抜いてきた味”はした?と質問すると、「排ガス吸ってね。おいしかった」とニヤリ。
さらに突っ込んで「どういった味?」と質問すると、「どういった味と言われてもねぇ…。スイカの味」と返された。

絶やしたくない、“ど根性”の遺伝子。スイカの種は今後、この植物園で栽培されるという。
(「イット!」 11月13日放送より)
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