庄内農業高校の生徒が学校祭のスタートに合わせ11月10日、名物の「巨大絵」を製作した。2023年の絵柄は“龍と虎”。作物の豊作祈願と、台湾から研修旅行で学校を訪れる生徒たちへの安全祈願の意味が込められている。
折り紙を1枚1枚ノリで貼りつけて…
庄内農業高校の「巨大絵」は毎年、学校祭に合わせて全校生徒や保護者などで製作している。2023年は横12メートル・縦7.65メートルの作品。

16のパーツに分けた台紙に、5cm四方の折り紙を1枚1枚ノリで貼りつけて完成させていく。今回は3万6,000枚以上の折り紙が使われた。

完成した台紙を慎重に貼り合わせると、生徒たちが協力しながら体育館の壁につるしていった。
「龍」と「虎」に込められた願い
2023年の絵柄は“龍と虎”。

その意味は「阪神タイガースの日本一」…ではなく、「龍」は作物の豊作祈願、「虎」は12月に台湾から研修旅行で学校を訪れる生徒たちへの安全祈願なのだそう。

「巨大絵」の実行委員会長を務めた3年生の吉田愛美さんは「原画と同じくできたので、すごく良いなと思う。最後の文化祭なので、実行委員長として提案したものをみんなで作れて良い思い出になった」とコメントした。
名物の「巨大絵」は4年ぶりの一般公開となる11日も展示。また、学校のもう1つの名物「庄農うどん」も数量限定で販売された。
(さくらんぼテレビ)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(15枚)