3日、900年続く鹿児島県曽於市の“弥五郎どん祭り”に、身長約5mの巨大な「弥五郎どん」が登場。行く手を阻む高架橋をのけぞりながら前進する場面に、見物人は拍手喝采だった。
約5mの“弥五郎どん”が登場
鳥居の向こうに姿を見せた、大男。

3日、約900年続く、鹿児島・曽於市の弥五郎どん祭りに登場したのは、身長4m85cmの「弥五郎どん」。

集まった子どもには、どう伝わっているのだろうか。
話を聞いた男の子は「昔いたんですよね。あれがいたらちょっと怖い」、女の子は「ヒーローみたいな感じで言われてる」、別の男の子は「わくわくした」と興奮した様子で話していた。

弥五郎どんが出発して30分。行く手を阻む難所が見えてきた。それは高架橋だ。
もちろん、900年前にはなかった高架橋。
このままでは、頭がぶつかってしまう。弥五郎どんは、どうするのだろうか。
リンボーダンス!?
背中を棒で支えてもらうと、弥五郎どんは大胆にのけぞった。

リンボーダンスをするようにそのまま前進し、見事クリアすると、集まった大勢の見物客から拍手が起こった。

見物していた人は「感動します。ここが一番の見どころ」と話した。
現代人が作った難所を見どころにしてしまう弥五郎どん。大きな体に似合わぬ器用な技に、見物人は拍手喝采だった。
(「イット!」 11月6日放送より)
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